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第1回交流会

日時:1996年8月12日(土)〜15日(火) 場所:韓国・ソウル 会場・宿泊施設:崇実大学

8月12日(土)

・祝賀音楽会 「国楽」公演(セギョン%カヤグム研究所)

15名を越える韓国の伝統音楽を専攻している教師や学生が,美しく・力強く,演奏や歌唱をして出迎えてくださった。

・初めての夜,さっそく大部屋で飲み会(懇親会)

一人一人の自己紹介をする。

8月13日(日)

9:30〜 開会の言葉(善元幸夫さんのあいさつ)

10:00〜 「韓日の環境問題」 (カトリック大学社会学科教授:李時載先生の講演)

「環境問題は一国の視点ではなく,東アジア全体の視点で考え行動していかなければならない。」

11:00〜 「韓日関係に於ける文化と教育の重要性」

(祥明女子大学英文科教授:朱秉變先生の講演)

「言葉も含めて,両国が文化の深いところで理解し合わなければならない。」

13:00〜 「リサイクルについて考える」(藤田直彦さんのレポート)

「小学校の子どもたちが本音を出し合うことで環境問題にアプローチした教育実践報告」

13:00〜 「韓国歴史教科書に見る日本」(朴星奇さんのレポート)

「韓日の間には,未だ未解決の問題が残り,私たちの日本に対する感情もかつてのイメージを払拭できないものがある。しかし大切なことは,”互いに認定することは,公式的にも認定しよう”ということだ。そこから歴史教育の共通点が見つかる。」

2:50〜 分科会 環境教育分科会

歴史教育分科会

5:30〜 ソウル市の風水地理説による立地について

14日に行く仁王山について(朴星奇さんの解説・説明)

6:30〜 夕食・引き続き崇実大学周辺の店で宴会

民泊3名

8月14日(月)

9:00〜 「子どもの本音と向き合い,授業を創る」(有田八州穂さんのレポート)

「子どもたちが自分自身の本音と向き合うことによって,自分自身の正しい行動を選択できるようにするプログラムの,小学校での授業実践報告」

9:40〜 「『民族差別』と『戦後補償』」(山根俊彦さんのレポート)

「日本の高校生に隣国をどのように正しく認識させるか,また,在日韓国人の子どもたちの本名宣言の意味を考えさせる授業実践報告」

10:40〜 「旧総督府撤去問題について」(仁荷大学日語科教授:桜井恵子先生のレポート)

「テレビ朝日ニュ−スステーションの旧総督府撤去特集をもとにして,仁荷大学日語科学生の討論の様子の授業実践報告」

11:40〜 「音楽授業発表」(安準模さんのレポートと高校生による歌曲の発表)

「高校での課外授業,日本歌曲の指導の教育実践報告と,高校生による歌唱実演」

13:00〜 市内見学 独立門と西大門刑務所跡・仁王山

西大門刑務所は,日帝時代に作られ,主に民族運動家を投獄・処刑した刑務所。細かく説明していただいた。

20:00〜 ナクサガーデンでのレセプション

8月15日(火)

9:30〜旧朝鮮総督府解体式

ソウル市民と共に会場に入り,光復50周年のパレードやセレモニー等を参観した。

13:00〜山中茶苑での解散式

4日間の交流の感想を一人ずつ発表する

鄭在貞先生(ソウル市立大学史学科教授)全体の総括と講演

「子どもたちの目での小さな疑問が歴史の視点や事実を新たに変えることがある。とにかくこの小さな運動を続けていこう。」


8月16日(水)

9:00〜 独立記念館見学

バスにて天安に行く。日本側18名・韓国側教師学生16名参加

50周年の記念アトラクションを見学。館内での展示は私たちの心を打った。

19:00〜 日本側参加者による夕食・反省会(成果と今後の課題・展望)

とても短く感じられた1週間であり,すべての参加者が一定の成果をあげたことが確認された。話はいつまでも尽きることがなかった。

8月17日(木)

9:30 史跡見学に出発(以下のリンクは見学に参加したメンバーの感想です)

〜19:30 江華島(7+8名参加)

〜17:00 民俗村(10+5名参加)

〜翌日4時頃まで,ホテルの部屋において交歓会

8月18日(金)

10:15〜 金浦空港発 離韓

わざわざ6人の教員・学生の方が見送りに来てくださった。感謝!感謝!

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