現在位置: ホーム 目的

目的

われわれの目的。発足の経緯。

 

  • 日韓合同授業研究会は、1994年10月に日韓両国の教育及び文化に関心を高め、研究・交流を深める目的の下に発足しました。教育の国際化現象が世界的に進 行する中で,私達は日本と韓国の21世紀を展望できる長期的視点に立ち,教育交流の重要性を考えました。そして日韓の授業交流を中心にすえた研究会を組織 することにしました。

 

  • 日韓合同授業研究会は日韓の歴史や環境問題を共通の学習テーマとして,小・中・高校・大学での授業交流を行い,特に,その授業の感想を記した子ども達 の作文を交換することが主なねらいであります。現代における教育の問題,あるいは課題は,単に教育関係者だけに課せられたものではありません。とりわけ先 進国における教育の課題・方向性を見極めることは国民的課題でもあります。そこで当会は,教育関係者だけではなく,幅広く市民・学生に呼びかけて,教育の 問題,あるいは国際化に伴なう異文化理解の教育を推進し,日韓両国の国際理解教育の一助になれば幸いであると考えました。

 

  • 「教育の計は百年」と言われるように,教育の成果は長い目で見なければならなりません。そのためには,継続性ある活動が必要であります。さらにこの授業 交流がより多くの成果を上げるためには,まず,日韓両国の歴史観・社会観の差異は差異としてお互いに認め合うことが必要でありましょう。そうした基盤に立 つことで共通の認識を深めることができると考えてます。研究会の将来的な構想としては,教育現場に直接携わるものがこのような教育実践を積み重ね,日韓の 二国間で共有できるテキストを作成したいと思っております。さらには,このような活動が,東アジア全体の規模に広げ,相互理解の発展につなげていきたいとも考えております。
« 2025 年 5月 »
5月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031